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食卓の見直し

 子どもがアレルギーだったことから、輸入食品、食品添加物、農薬などについて、もう20年になるが、学び、生活を変えることで対応してきた。保育園、学校に弁当を作ってもっていったし、今でも、牛肉は食べないし、卵も牛乳もほとんど使わない。食器洗いも水、湯だけ。家に居て寒ければ着ればよいし、娘たちは、家の中でもマフラーをしている。そんなに徹底してやってるわけではないが、利便性を少し我慢して対応すればよい。それが我が家の文化となっている。
 そんなことを改めておもったのは、1つは、 国連の「地球温暖化」「気候の危機」に関する報告。最悪の場合、今世紀末の平均気温が20世紀末に比べて最大で6.4度、海面は最大59センチ上昇すると、これまで最もきびしい予測をだしたこと。もう1つは、東洋町の高レベル放射性廃棄物処分場問題とエネルギーの原発依存からの脱却。
 食料の輸入、商品作物の単一生産が、アマゾンでの大豆栽培や放牧による森林伐採のひろがりのように環境を破壊している。多くの食料が化石燃料を燃やして輸入されていくる。生産地から食卓までの、輸送量と距離を加味して総合的にとらえる指標として「フード・マイレージ」という考えがあるが、農林水産政策研究所で、日本、韓国、米国のフード・マイレージを算出して比較検討した研究によれば、日本の食料輸入量は5,300万トン(2000年) でフード・マイレージは5,000億トン・Km。韓国は1,500億トン・Km、米国は1,400億トン・Kmとなり、日本は三倍近いエネルギーを食料輸入で使用している。
 地産地消は、エネルギー効率の点でも重要だし、このまま温暖化が続ければ、どれだけ外国からの輸入に頼れるか。すでにオーストラリアは記録的な大干ばつで、今年は食料輸入国になると言われている。再生可能エネルギーの開発・普及、省エネ技術の開発促進とともに、あらためて、一人ひとりの生活の仕方が問われているように感じている。「温暖化対策に原発」というような愚かな議論にまきこまれないために。

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