沖縄知事選と11月19日
今日、沖縄県知事選(11月19日投票)に、糸数慶子参院議員が正式に出馬表明しました。民主、共産、社民、沖縄社会大衆など県政野党の統一候補です。糸数氏は、これまでも「沖縄から日本を変えていく思いで県政奪還したい。新基地建設反対、憲法(改悪)をふくめ戦争につながるすべてに反対していきます」と語ってり、出馬の会見でも「政府が強行しようとしている名護市辺野古沿岸域での『V字型滑走路』建設に断固反対し、県外・国外移設を強く求める」「新基地を受け入れるという内容の協議(地域振興策など国との協議機関)であれば参加できない」と語ったと報道されといます。
米軍再編に対し、全国各地で反対のたたかいが展開されている中での選挙です。沖縄で勝利を勝ちとれば米軍再編全体が大打撃を受け、日本の政治全体に影響するたたかいとなります。
前回は、五党協議の合意に反し、社民党が同党国会議員の出馬にこだわり、最終的には、基地問題ではっきりしない人物を推し、統一が壊された経過がありました。今回も、紆余曲折はありましたが、統一できたのは、沖縄と全国的な米軍基地再編反対のたたかいの広がりの力でしょう。
政府は、沖縄の米軍移転を含めた移転費用が3兆円でなく2兆円弱だと宣伝していますが、もともと出す根拠のないお金。しかも、グアムに建設される米軍家族住宅や単身用隊舎が、沖縄からの移転部隊のためだけではなく、グアムに後方支援の実戦部隊である一万人規模の「海兵旅団」を新設するためであることが、米太平洋軍の「グアム統合軍事開発計画」で明っています。そのための家族住宅の数は、政府が示している「約三千五百戸」とほぼ一致。日本の税金で米軍の世界戦略を支える属国ぶり。米軍と海外で戦闘できるように改憲を公言する安倍首相。ここまでするなら、日本は、「米国の一部をなす」と憲法に書き込んだ方がよほどわかりやすい、と思う。
いずれにしろ、改憲のための国民投票法や教育基本法改悪が議論される臨時国会の最中の沖縄のたたかい。日本の未来を左右する意味をもつと思う。11月19日と言えば、リンカーンが「人民の、人民による、人民のための政治」(1863年、ゲティスバーグでの演説)と語った日です。そんな歴史的な日になるよう、高知から出来る応援をしていきたい。
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