帯屋街商店街に複合施設?
校外型大型店舗の出店を野放しにした「まちづくり三法」のひどさが問題となり、一定の「改定」された、しかし、要の商業調整は今回も入らなかった。このことでは、政府は、WTOに抵触するとウソの説明をしてきた。(ミニマムアクセス米を輸入しなくてはならない、というウソの説明と同じ。アメリカの圧力、財界の要求を無理強いするための仕掛け。これらは国会論戦でその後、根拠のないことがはっきりしている)。それは別にして、今回のまちづくり三法では、中心市街地活性化法にもどづく計画を「選択と集中」し、絞り込んで税金を投入するというものにしている。それにのったのか、高知市の商店街、ダイエー跡か、新京極プラザかわからないが「公共施設、公有地の高度利活用」という話が正式に出てきて、市も対応する機構を立ち上げる構えである。図書館、高知大の一部、ホテルを合わせた複合施設の話は以前からてでいる。要は、既存の施設を移転した複合ビルを建てて、人を確保しようという、私には安易、どこにそんな金があるのかと言いたい話である。注視が必要である。
そんな金があるなら、沖縄物産公社「わしたショップ」のような土佐の魅力が詰まった情報発信の場でもあるスペースの設置(県下のこだわり生産者のネットワーク化)、駐車場の一定時間の無料化など、ソフト面での対応に力をいれるべきである。中心部の固定資産税を減免して、出店を促進する手法をとっているところもある。駅前も、市民の森としたほうが、後世への価値は高いと思うが・・・
ハコ物、道路をつくる・・・ 以前としてその発想から抜け出てない。都市間競争という企業から選ばれる街づくりをする、というような高知に似合わない発想から抜け出なくてはならない。
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