交通量予測。合理的根拠しめせず
20日、高知市議会で、友人の岡田やすし議員が、新堀川の暗渠化について質問。最近の交通量調査や県の人口70万時代の政策研究もひきながら、「今以上、交通量の増える合理的根拠をしめせ」と質しました。(質問前文は、高知市政110番のブログで見てください)。それに対して、市は、平成2年の調査で22年の交通量を予測したものが、根拠であることを正直に答え、それ以外の根拠のないことを明らかにしました。
文化・歴史を大事にしたまちづくりは、誰も否定しない。それを上回る価値、必要性、合理的根拠を示せなかったことに行政論としては、大きな意味があります。わたしたちの質問に、はっきりしたいい答弁はかえらないことは織り込み済み。それだけに意味ある答弁でした。また、市長は、「一旦、凍結して、様子を見ては?」と質問したのに対し凍結問題には言及せず「中止しない」と答弁した。高架遊歩道も公式には「中止はしてない」。いろいろと今後に含むを残す論戦となった。
ある意味関連する話として、高知城掘跡の用地買収に対して、「無駄使い」と言って、横やりをいれようとする不穏な動きもあります。なぜか? 「○○党の成果にはさせない」という県民・市民不在の思惑からです。誰が言ったかは、問題ではない、と思うのだが・・・
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