高校野球開幕と私の違和感
高校野球が開幕した。「今年は応援しがいがある」との言葉をよく聞く。私は、神戸生まれで、京都にも住み、高知でも幡多にもいたことから、根無し草的発想なのかもしれないが、「みんな野球が好きで一生懸命っているのに・・・」と思うので、明徳だろうが、市商だろうが、別に関係はない。もともと野球にそれほど入れ込んでいるわけがないのだが、これはサッカーのワールドカップでも同じ。むしろ自分が好きなプレーヤーの活躍を見てみたい(当然、情報量の多い、日本選手に親近感を持っている。貧困な境遇でがんばってきた国のチームや選手にシンパシーを覚える)とか、いい内容のゲームを見てみたい、という気持ちが強い。
郷土のチームだから、日本だから・・・と無条件に応援すること、また、それを煽ること(オリンピックやバレーボールの民放の中継は、気分が悪い)に不気味さを覚えてします。その点で、さきのボクシングの判定。「日本人が勝ったからいいじゃないか」という声が聞こえないのは面白い。白井選手に、負けの判定を下した日本人ジャッジに「非国民」の非難があったと聞く。彼が「日本人の美徳」と離れた存在だったからか? つまり距離感の問題なのかもしれない。
距離感の違いは確かにあるが、それより、おなじ宇宙船・地球号の乗組員ではないか、互いに認め合うことが大事では、という思いの方が強い。
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