言論弾圧は改憲への地ならし
開放型のマンションの集合ポストにビラを配布しただけで逮捕など・・・国家権力による露骨な言論弾圧事件が続いている。28日に、その1つの事件の判決が下りる。是非ご支援願いたい。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-08-25/2006082504_01_0.html
一方、首相の靖国神社参拝を批判してきた加藤紘一元自民党幹事長の実家への放火という言論封殺のテロ行為。戦前の日本が、戦争と破滅の道へと突き進んでいったのは、侵略戦争に反対する言論を権力の弾圧や右翼のテロまで使って封じ込めたことがあったから。今は、アメリカとともに戦争できるための改憲が狙われており、そのため、九条の意義を否定する攻撃として、先の侵略戦争の美化、歴史を“修正”するキャンペーンが繰り広げられている。言論弾圧とはメダルの表裏の関係と言える。
憲法12条「この憲法が國民に保障する自由及び權利は、國民の不斷の努力によって、これを保持しなければならない。」、97条は基本的人権について「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ」と書かれているが、まさに、不当な言論弾圧を許さない、努力が問われている。
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» 教育基本法改悪法案を廃案に!憲法・教育基本法を守り生かそう [平和に生きる権利]
昨日、8月26日、平和と労働センターで開かれた表題の「学習決起集会」に参加しました。
法政大学大原社会問題研究所の五十嵐仁さんのお話しがとてもわかりやすかったのでその一部を紹介したいと思います。
「改憲と教育基本法「改正」が同時に登場してきたのは何故か」-最初に結論を述べます。狙いは一つ、「アメリカのために命を投げ出せ」-そのための法と人づくりのためだということです。
今日における改憲攻撃の新たな段階として、自民党「新憲法草案」の発表、「国民投票法」と教育基本法改悪法案の国会提出、防衛庁の省... [Read More]
私はむしろ、市民生活における小さな出来事から言論に対する当局者の意向を探っていくことを考えています。
8月24日で県の掲示板「ぷらっとこうち」が急に閉鎖になりました。
県民に責任を転嫁して県民全員の書き込みをロックアウトするという暴挙です。
知事が直前に意見を書き込み、それぞれが問題点を述べ始めたばかりなのに知事の面子をさえつぶす行為です。
Posted by: 下司孝之 | August 27, 2006 10:49 AM