海兵隊削減 実は2500人
米本土以外で唯一海外にある沖縄の海兵隊基地。政府は「8000人が移転する」とし7000億円の移転費用を出すとしているが、真相は、沖縄海兵隊18000人の規模は定数で、現実の人数は12500人(在日米軍司令部の回答)とのこと。指令機能などの移転のみで2500人が削減され、実戦部隊の1万人はそのまま残る。一方、日本の負担で建設するグァムの米軍住宅は8000人分である。こんなウソが許されていいのか。
「日米関係がよくなれば、中国、韓国ともうまくいく」という頭の小泉首相だから、アジアとの関係改善を願っての、属国ぶりの大盤ぶるまいなのかもしれない、そういう精神構造なのでは、と真剣に思ってしますほどである。国民をだましても、アメリカにつくす・・・こういうのが自民党のいう「国を愛する態度」なのだろう。
昨日、教育基本法改定案が審議入りした。与党側は文科省と一体で70回もかけて一字一句審議したものが案としててでいるか、「なぜ削除したのか」「どういう目的で文言を追加したのか」など、その時の議事録、資料はいっさい明らかにされてない。「闇」の中である。明らかにしたら困る何かがあるのだろう。そこに、すでに胡散臭さがある。
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