県警捜査費 県議会2つの決議
17日、県議会が閉会しました。今議会の最大の焦点は、県警捜査費問題。議会と知事が、特別監査を請求し、その結果が出ました。組織的犯罪を明確にする報告でした。県警の調査では、語らなかった捜査員が、監査委員には、真実を語った・・・これが全ての要です。しかし、県警は、これまでどおり、不正を認めようとしない。内部調査をするという、そんな結果を誰が信用するというのか。
本日、県議会に2つの決議が出た。自民党の内部調査を徹底せよ、という決議と、日本共産党と緑心会の、マスキングをはずして、監査委員会の監査を受けよ、というもの。しかし、県議会の多数は、内部調査の決議に賛成した。いずれ、「一部問題があった」・・・と報告するに決まっている。それがわかっていて、県警の不正に手を克たしたといえるのが自民党ら、日本共産党と緑心会以外の会派の態度である。肝心なところで腰砕けになっている。監査委員は、尾行など24時間、警察の目を感じ、この7ヶ月間、好きな酒を断って・・・という決意で取り組んだだと聞いている。権力の暗部に切り込む機会が訪れている。がんばりたい。
さて、地元紙が、この腰砕けを、知事に迫るぐらいの勢いで問題にするだろうか。あすの報道もひとつの見所である。
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