阪神大震災から11年
6434人がなくなった阪神大震災から11年。
知り合いが、犬を散歩に山に行っていてなくなった。裏通りには空き地も多いし、長田町などまちなみが全く変わってしまった。
創造的復興の名の下に、生活再建よりも、この機にと従来から計画されていた再開発がすすめられた。神戸沖空港などという生活再建全く関係ないものまてが復興計画に入っている。新潟もまたしかり、スマトラ沖地震においても、かつて海岸線の漁村がリゾート地として整備される・・・復興とは何かが、問われてきた。
さらに、阪神大震災では、民間分譲マンションだけで172棟が全半壊した。欠陥マンションの被害もあり、法廷でもたたかわれてきた。阪神大震災の3年後に、建築基準法が「規制緩和」されて、民間に検査が開放され、耐震偽造事件を生む土壌をつくってきた。
以前も書いたが、超大国アメリカでのハリケーン被害と、そのアメリカに経済封鎖されているキューバのハリケーン対策・・・ 「利潤第一」か「人間第一」か、政治のありようが問われていると、、あらためて考えさせられる。
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