耐震偽造被害に「自己責任」?
県議会、高知市議会など地方議会が終わり、少し慌ただしさから、一息ついているところです。昨日は、東京に行ってきましたが、その会の出席者の一人は、耐震偽造のマンションの被害者でした。財産を処分し、息子と共にローンを組んで移った矢先の出来事だと・・・ ホームレスになることも覚悟した、と言います。今、自分たちの要求をきちんと届けることが、国の政治を変え、安全を築く道と、他の住民を励まし、たたかっています。
ところが、そこのマンションの管理組合の代表は、○○学会の人。他のマンションの代表にも結構、○○学会の人が多いらしく、その代表らで出した声明は「北側大臣のすばやい対応に感謝します」「世間にでは、自己責任だという声が広がっているので、あまり無理を言わないようにしましょう」という趣旨のものだったと! 姉歯さんも○○学会なのですが、「だから、正直に話している」と弁護する声も出ているとか・・・・。あきれますね。
安易に規制緩和した国の責任をごまかすための「自己責任」論。
イラクの時も、憲法を無視し、国連の決定を無視し、アメリカに迎合した政治の責任をごまかすために作り出された言葉です。「自己責任論」は、「悪い政治にがまんしろ」というイデオロギー攻撃です。耐震偽造マンションに住んだのも「自己責任」とは・・・・ この論理だと、広島・長崎の被爆も「自己責任」ですね。この言葉の本質がよく分かる話です。
*イデオロギー ・・・語源が示すようにイデア(型)、ロゴス(言葉、考え、論理)、つまり、考えの型のことで、誰でももっているものです。それが無いと統一した人格ではありません。脱イデオロギー(考えの型のないこと? その場しのぎで脈略のない考えのことでしょうか?)という使い方も、極めて特定のイデオロギーなのです。
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