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麻生氏 外相失格

 先の戦争を正当化し、開戦の責任を中国、米国に押しつける主張を広める運動体である靖国神社とその具体的施設である戦争博物館「遊就館」。首相が、この靖国神社に参拝することが、「侵略戦争美化」にお墨付きを与えるものであり、さきのAPEC首脳会談でも、いっそうの孤立化を深めた。それに、追い打ちをかけるように麻生外相が「遊就館」の展示を「戦争を美化するという感じではなく、その当時をありのままにつたえているだけ」と、発言している。外相が違和感をもたないのは、同じ価値観を共有しているからであろう。かつて、「創氏改名は相手が望んだから」と発言もしている。戦後の国際社会は侵略戦争の反省のうえにつくられ、その公約のもとに日本が国際社会に復帰したのであり、時代錯誤の価値観を持つ人物が、外相でいることは、国益にも、アジアや世界の平和と協調のためにも有害である。即刻、外相を辞めるべきである。外相の資格なし。
 アジアとの対立・緊張をつくることが、「脅威」とナショナリズムをあおり、結果として、米国いいなりに軍拡をつよめ、改憲への流れをつくる・・・・ それが靖国に固執する真の目的であると思う。

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