特定業者 議会への重大な干渉
高知市が特定業者に屈し、癒着し、不適正な発注を繰り返したいたという問題を調査している市議会不適正発等特別委員会での委員の発言が名誉毀損にあたるとして、特定塗装業者が委員に民事訴訟を起こすために証拠保全申立を行っています。
私の仲間に対するものは「威圧的な質問で職員に圧力をかけた」というもの。こんなものは名誉毀損の理由にもならず、目的は、窮地においこまれ、議会に揺さぶりをかけているのだろう。
もともと議会は、執行機関のチェック、税金の使い方のチェックをする役割、公益性からいって最大限の言論の自由が保障されなければならない。実際、異常に偏った発注がされていたのは事実であり、その原因をきびしく追及するのは、議会の役割である。今回の訴訟の動きは、議会の役割に対する重大な干渉・挑戦、不当な発言妨害である。ちょっと考えればわかるように、こんなことがまかり通れば、議会は何も審議できなくなることは、自明の理であり、議会として毅然とした対応がもとめられる。
毅然とした対応でいえば、議会にも、無いとして提出されてなかった内部資料が特定業者にわたった問題。その癒着体質が今回の最大の問題であり、執行部が真相を解明するまで、特別委員会を開く条件にはない。断固たる議会の意志を示し、ゆがんだ体質を一掃しなくてはならない。
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