暗殺を黙認する国
アメリカのテレビ伝道師パット・ロバートソン師が、国民投票で7回(8回?)の支持をうけた、ベネズエラの、チァベス大統領の暗殺をテレビで公言した。それに対して、9月15日の国連総会でチャベス大統領は、 「国際テロには効果的に対処せねばならないが、それを軍事侵攻の口実にすることを許してはならない」 「パット・ロバートソン師は私の暗殺を求めたが、いまも街中を歩いている。これは国際犯罪だ。国際テロだ」と痛烈に避難した。
世界第五位の産油国に、国民投票で選ばれた民主政権、多国籍企業と対決し貧困問題の解決に努力する政権ができたことが、じゃまでしかたがないらしい。ベネズエラでは、今、豆憲法本を街角などで配り、国民の権利への認識を広げることに努力している。問題ではあるでしょうが、変化は前向き!
なぜ、こんな世界の変化が、マスコミでは報道されないのでしょうか?
(南ベトナムでのCIAの暗殺作戦も、知る人ぞ知るということですまされていますから)
イラクの自衛隊の派兵延長反対に、みんなで「抗議」の発信しましょう。
« 公的関与の産廃施設 | Main | 県警捜査費問題で質問 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「高額療養費」の改悪 国民負担増で、国・企業の負担減(2025.01.08)
- 基礎控除引上げ、消費税減税…絶対額でなく負担比率の変化で見る (2024.12.09)
- 2024.11地方議員学習交流会・資料(2024.12.02)
- 所得などの「控除方針は金持ち優遇」と闘ってきた歴史(2024.11.15)
- 「立憲民主」の選挙政策を見る (2024.10.09)
TrackBack
Listed below are links to weblogs that reference 暗殺を黙認する国:
» 「平和新聞」を再びやろうか [けんちゃんの双方向どこでもコミュニティ]
中学生時代は、謄写版(と言っても若い人は知らないだろう)で、週刊で新聞を発刊していました。その名前は「平和新聞」。自宅で鉄筆で字を書き、手書きで割付をして、イラストまで自分で描いていました。保存していないのが残念。
今はその頃の時代に戻ったようだ。家族もしがらみある平凡なおっさん。しかし「立ち上がらなければならない」という気持ちは高揚します。
その前にやらねばならないことが山ほどあり、それを解決しなかればなりませんね。でも必ずやりとげたいと思うようになりました。
平和が本当に脅かされる時代... [Read More]
» 中国崩壊の序曲 [ピースファクトリー:高知]
■東トルキスタンが中国に宣戦布告か?
[Read More]
» チャベス国連演説 [Emerging Revolution in the South]
ある米テレビ伝導師による暗殺の呼びかけや、護衛と医療チームに対するビザの発給妨害などにも関わらず、ウゴ・チャベス・ベネズエラ大統領はニューヨークにおける国連総会に出向き、演説をした。チャベスが演説を終え「ベネズエラ代表団の席に着くまでひときわ大きな拍手が..... [Read More]
Comments