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自由民権記念館の危機

 高知市が、自由民権記念館を、民間企業も参入できる指定管理者制度の対象にする方針を明らかにした。9月市議会に、条例提案が計画されている。土佐の誇るべ歴史を学び、未来を切り開く施設である。お金でははかれない価値を発信する施設である。それを利潤が目的の企業に開放して、自治体が、企画運営を手放して、どうしようというのか。自由民権運動の研究家、また、館の運営にかかわってる人も、「寝耳に水」の話であり、反対、危惧の声がでている。すくなくとも、そういう人たちとしっかり話をして、最善の方法を考えるべきた。つまらない圧力には屈するのに、一方では、高知の個性を守り、生かす点では、意見も聞かずに企業に丸投げできるシステムに変えようとしている。9月議会での、条例制定を、やめさせる必要がある。
不正やおかしなことに怒りを燃やしたり感情のエネルギーが高ぶるのは、必要なことである。それが、ごまかし、圧力を突破する新たな探求や運動のエネルギーとなる。感情と認識(理性)は深く結びついている。(認識論、発達心理学の基礎的な話ですいませんが・・・)。理性と感情が対立する概念だというのは、俗論でしかない。
 おかしいことには、おかしいと怒りを燃やし、行動する、発言もする。
 自由民権の運動も、理論の構築とともに、熱いハートがあったからこその運動と思う。 

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