石油値上げとその未来
1日、ガソリンが一斉に値上げされた。一次産業、運輸など各種業界、くらし全般に広範な影響が出ている。今回の石油高騰の原因について、イラク戦争や中国・インドの石油消費の急増とか、言われているが、もっとも根本的な多くの石油産出国でその生産がピークになったことに触れた情報はきわめて少ない。
油田は、埋蔵量の半分を掘り尽くすと、価格よりコストが高くなる。多くの産油国がその水準に達している言われている。サウジアラビア最大の油田も、膨大な海水を注入して石油を取り出している。
石油はあと40年と言われている。そういう時代を迎えていると思う。
価値観や社会構造の転換が、とわれている。
わが家は、基本的にクーラーは使わない。旬の食材を使うようにしている(アトピーの関係もあって・・)。できることから、少しずつ変えていきたいと思う。
ちなみに、日本の新エネルギー開発予算の圧倒的部分は原子力関連であり、再生可能エネルギー予算はきわめて少ないことも、大問題と思う。
« アスベスト 高知労働局へ | Main | 税金に依存する政党 »
「環境・農林漁業」カテゴリの記事
- 「原発」固執は、脱炭素の障害 再エネ普及の足かせに (2024.08.08)
- 農薬使用による食物のPFA汚染 規制に立ち遅れる日本 (2024.03.06)
- COP28総括 :不十分な「脱化石燃料」〜気候正義のさらなる連帯を FoE Japan(2024.01.16)
- 気候正義 残余カーボンバジェット あと数年? (2024.01.15)
- 「汚染水」放出の愚挙 ~合意無視、コスト高、廃炉・核廃棄物処理の見通しなし (2023.08.23)
オイルカルテルでも有るのでしょうかね?
Gスタンドの価格が横並び・・・。
G価格は統制経済が生きているのでしょうか?
私は、安易な第3エネルギー転換論は慎重派です。
核についても一部は容認ですが、増設については反対です。
原発反対はの集まりで、その中心的方々からは、電気の不買運動の声が聞かれないのが残念です。
Posted by: 西やん | August 07, 2005 10:31 AM