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歴史に向き合う日

 戦争にいたる状況は、多面的な要素があっただろう。戦闘行為と植民地支配にも多面的な側面はあっただろう。戦時の混乱と日本軍の証拠隠滅により、細部では明確にしきれないことも多々あるだろう、と思う。
 全部が証明しきれないから「うそ」とか、相手の誇張があるから「なかった」だとは思わない。
 言い分はあるだろうが、アジアの他国に侵略し、、虐殺、強姦、強制労働、その国の文化の排除をしたこと、他の民族、他国の人々に深い傷を与えたことは事実であり、そのことを共有して、その程度や細部は真摯に事実を究明したらいい問題であって、どの国にとっても、「偏狭なナショナリズム」は、結局は、その国を不幸にするだけと思う。
 一致点を大事にするか、違いにこだわるか・・・同じ事実を前にして、毎日の仕事、行動でも、常に試される普遍的課題だと思う。「正しい戦争」と主張する靖国神社に参拝することで、アジアの人々と一致点を広げることができるのか。「正しい戦争」だとか、「東京裁判は、勝者の理屈」と言い切る人は、どうしたいのか。論理的帰結は、ポツダム宣言を破棄して、国連(UN=連合国)から脱退し、独自の道を歩くことになるが、まして、アメリカン・スタンダードなんて許せない、となるが、はっきりしない。アジアからの批判に、情緒的に反応しているとしか思えない。
 何度も書くが、「だまされない責任」を自覚したい。人は愚かなことを、状況によっては行うということを認める必要があると思う。戦前、戦争気分を高揚する新聞が販売数を伸ばしたと言う。現在であればどうか。「抵抗勢力」という「敵」を演出し、「強いリーダー」を演出する小泉純一郎が支持率を伸ばしている。大衆の不満を背景にファシズム、強権政治は生まれる。「無知は犯罪」という私の尊敬する評論家の言葉を、常に自覚したいと思う。
 
 

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