映画 東京原発
東京に原発を誘致すると発言することで「無関心という原発肯定」に挑戦する知事の姿を描いたもので、原発政策のおろかしさがコンパクトに小気味良く展開され、笑いつつ、背筋が寒くなるような実態が暴露され、専門書をよむよりも良くわかる。さすが、文化の力です。
しかも、「一千万の都市の500人の村でも、一人一人の命のレベルでは同じだ」と、もっとも電気を浪費する東京が地方に危険な原発を押し付けていいのか、というくだり、「無関心」は「賛成派だ」というくだりは、個人の生き方、倫理観に迫るもので、心に残るものが多い映画でした。充実した時間をすごせました。
原発が安いといううそ、地震にたいする安全性のうそを短時間ながら、語っていただいた二人の先生の話も非常に説得あるものでした。
取り組んだスタッフのみなさん、ありがとうごさいました。ごくろうさまでした。
伊方原発のプルサーマル計画・・・ 愛媛だけの課題でないと、あらためて実感、とりくみの弱さを反省しました。
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無所属市民派の愛媛県議会議員、阿部悦子さんのホームページの『日々便り』に、1年ほど前からの反原発運動、特にプルサーマル反対運動の状況が克明に書かれていますので、この記事をリンクのページとしておきます。
05/10/16:プルサーマルまんがパンフ配布
http://www.muse.dti.ne.jp/~hiroba/hibi0510gatsu/hibi20051016.htm
05/10/15:2つの集会
http://www.muse.dti.n... [Read More]
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