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「静かな時限爆弾」

アスベスによる被害で、350人以上も死亡していたことが明らかになり、不安が広がってます。一連の経過を見ると、HIVの原因となった血液製剤、またJR西日本の事故の時もそうですが、危険がわかっていても、「人命」より、「効率」「利益」優先してきたゆがみがはっきり見えてきます。
・アスペスト 語源はギリシャ語で、「永久不滅」「消えない炎」の意味。エジプトのミイラの布にも使われていた。
・建材が用途の9割を占める。70~80年代毎年約30万トン輸入。最近も毎年数万トンを輸入。
・石綿の粉じんを吸入で発症する中皮腫の潜伏期間は、平均40年前後。「静かな時限爆弾」とも呼ばれる。
・中皮腫による死亡者の予測 今後40年間で10万人にのぼると言われている
・石綿を原因とする労災補償  中皮腫による死亡者 95年以降6千人強。認定 わずか284人。
・石綿を吹き付けた建物解体のピーク  2020~40年頃 これからがさらにおおおごとに。
・対策の遅れ 30年代、石綿によるじん肺は職業病の代表として認知されていた。50年代、がんの発症との関係もはっきりしていましたが・・・
石綿の吹き付け作業の原則禁止  1975年
石綿の切断作業時の呼吸用の防護具、保護衣の使用義務付け      95年
使用禁止  毒性が強い青石綿、茶石綿の製造・輸入禁止         95年
        白石綿を使った建材などの製造禁止(全面禁止ではない)  04年
 ドイツは93年、フランス96年に原則禁止。対策を遅らせてきた政府、企業の責任は大です。製品回収もされてませんし、また、実際の解体現場で安全義務が守られているか、極めてあやしい。

 「人命」「環境」を第一にした政策への根本的な転換がもとめられています。 
 

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