不適切発注と入札ルール
13日に市議会の不適切発注の特別調査委員会が開催されます。
この問題自体は、なぜルールが無視されたか、質問が事前に当該業者に漏洩したのか、という癒着問題が本質です。同時に、これを機会に、入札ルール自体の見直しも必要と思っています。今日、市の担当者と勉強会を持ちました。私の問題意識は4つです。
1つは、公の契約として「安かろう、悪かろう」ではなく、現場で働くものの権利が守られているかを、資格の1つにきちんといけること。
2つめは、物品購入、小規模工事の入札過程を、ホームページで情報公開し、市民の監視を強化すること(埼玉県北本市など先進例はある)
3つめは、随意契約の多くは「市民化からの緊急な要望に対応するため」となっているので、県と同じく「働きかけ要綱」をつくって、要求が出てきた過程を公開すること。
4つめは、小規模の工事については、零細業者の仕事の確保、透明性の確保の観点から、「登録事業制」を実施し、ルールを確立すること(簡易な修繕については、地域性を考慮、ワークシェアリングの発想で、登録した複数の業者から見積りをとってすすめる。当然、経過など結果は公開)
それはルールのこと。この事業が必要か?、という本質問題が前提にあります。
どうすればよいか、ご意見をください。
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