アスベストと米牛肉
ニュースを見ていたら、焼き肉関係の団体が「米牛肉の輸入再開」をもとめて行動するというものが放送されていました。窮状はわかるし、また、テレビのニュースなので正確な内容はわかりませんが、当面の困難をさける、便利だからと安全性がわきに追いやられるようで心配になりました。
現状で、アメリカ牛肉の輸入を再開することは、アスベストの危険性をしりつつ便利だからと輸入、使用を認め、広範な健康被害をつくりだした思考とつうじるものがあると思います。
毅然と対処すべきことは実行する・・・ これがアスベスト問題の教訓だと思います。
廃棄物処理の展望のない「原発」の推進、抗生物質の多用が耐性菌をつくりだしたことをどう反省しているか・・・みな同じですね。
「利便性」から一歩距離をおいて「地球人」として考えることが、ますますもとめられていると感じています。
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USA牛肉の輸入を再開については、全頭検査した物は受入るとUSAに再圧力を掛ける事は出来ないのでしょうか?
全頭検査を受け入れる農園が有るUSAに、自主規制を望む事が逆の意味で自由貿易の原則に則した方法と考えますが?
USAの子分である日本には親分にはツバを吐けないのでしょうね!
Posted by: 西やん | July 22, 2005 08:33 PM