不適切発注の原因 特命の随契
高知市の随意契約にかかわる不適切発注の特別委員会が開始されましたが、単なる業務まマニュアルが守られてない(これも重大ですが)、議会質問が事前に、当該業者に漏洩したという幹部との癒着、特定の市民・業者との関係というが、行政をゆがめてきた問題の本質です。
もう一つは、今回の調査は、随意契約のうち、金額が少額なものは随意契約ができるという規定の範囲のもので、政策的判断で随意契約ができるというもの、つまり市長の特命による同和関係の随意契約は調査の範囲にはいっていません。清掃や建物の管理など、競争入札でなく部落解放同盟系の団体と通常考えられないような値段で契約しているケースが多々あり、外部監査などでも指摘されています。
こうした「声の大きい者」に左右される行政が、「ルールが守られない組織」を作ったきたました。
市議会の特別委員会では、こうした本質問題にメスを入れなくてはならないし、そのためにがんばります。
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