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防災とコミュニティ

 金沢で、防災やまちづくりの話を聞いてきました。
 特に防災の話は「なるほど」と思うことがおおくありました。1つは「危機管理」という言葉がはやっているが、これは、ことが起こってからのことで、どう防ぐか、また、安全なまちをどうつくっていくというもっとも肝心な点が国や自治体の防災計画の中で軽視されている。自主防災組織は、災害時の指揮命令や行動だけでなく、自らの地域を点検し、安全なまちを住民合意でどうつくってくか、がもっとも大事と強調されていました。そして1000戸ある町内会で、約8割の家が危険なブロック塀つくっていたのを、15年かけて、補強したり、生け垣に変えてきた経験を紹介されていました。
 2つめは、防災の要は、住宅の耐震補強だと。阪神淡路大震災で9割の人が家の倒壊でなくなった。また、倒壊した家からの出火が高く、また倒壊した家が道を塞ぎ、避難や消防の障害になったこと。耐震補強は「個人のため」だけでない。安全な地域をつくる議論をすすめないとすすまないと強調されていたのが印象的でした。また、倒壊しない家は、耐震壁は1面25万、3面を工事すれば、とりあえず倒壊しなくなる-そういう基準を行政を明確にだすべきだとも・・・
 3番目に、危機管理といっても、限られた条件、情報でどう判断するか、という肝心の行政の判断力を図上演習はほとんど実施されてないとも警告されていました。
 4つ目には、「創造的復興」といって、住民の生活を破壊する開発中心の復興を、神戸、新潟、スマトラの例を出して批判し、時間がかかっても、復興事業が、被災地の雇用や仕事確保につながる方法ーー生活の再建と一体で考えないといけなと指摘されていたのも大事な点です。
 高知県のとりくみは、大局的には、的を射た方向にすすんでおり、いっそうの充実をもとめがんばろうと思いました。

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