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米国の外交的敗北 地球の裏側で

フロリダで開かれていた米州機構の総会が終わりました。アメリカは、常設の「民主主義」の進展を監視する機構の設置を提案していましたが、その草案は34カ国中28カ国が拒否をし、宣言は「内政不干渉」を明記したものになるようです。気に食わない政権は「民主主義」の名のもとに攻撃する危険性はあまりにも明白です。
 ニューヨークタイムスは「重大な外交的敗北になる」と指摘しました。かつて「米国の裏庭」と言われた地域で、選挙を通じ、民主的な左翼政権が次々と誕生しています。それでもベネズエラの反政府組織に対し、「民主主義」の名のもとに、資金援助を続けるなど露骨な干渉を続けているのがアメリカです。そのアメリカは、一貫して中南米の反共軍事独裁政権を支えてきました。
 日本のマスコミはほとんど取り上げませんが、地球の裏側(日本から見て。向こうからは、こちらが裏側でしょうから)でおこっている巨大な変化です。一方、どこまでもアメリカに追随し、経済体制もアメリカごのみの日本に変えようというのが小泉「構造改革」です。やはり「愛国心」を語る資格なし。

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