今日から高知市議会
開会にさきだって、3月議会に提案し、継続審議になっていた処分案件が撤回が議会運営委員会で審議される。
当初より、私たちは、「真相の解明もされてない段階での処分案は、幕引きにつながる」と反対していた。執行部が処分案を撤回したことは、その後、明らかになったノーチェック体制と現市長の関わり、資金流用によるプリンター購入、プール金の発覚など、より深い処分が必要なことを認めたことになる。この問題では、松尾市政のもとでの異常な観光行政・人事という問題と、それに乗って、管理職としてのやるべきことを放棄した岡崎現市長の責任は客観的には明白である。 同時に、より掘り下げた議論が必要ことも多い。「手続き民主主義の徹底と効率化の関係」「職員の信頼を築く公正な人事」「責任、財政負担が重いだけ、と管理職になりたがらない傾向」「市民との協働における公の果す役割」などなど… 職員のみなさんからアンケートで寄せられた声には、市役所のあり方全体を再構築してほしいとの声が多い。
調査は、今後、市役所が事務局となっている全事業に移っていくが、その間にも処分保留の岡崎市長が、背景までふくめた原因の解明と改革(それは、松尾前市政にメスをいれることになる)にどう足を踏み出すか。それこそ進退が問われることになる。
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