郵政民営化と愛国心
昨日の国会で、ムネオハウスで名をはせた佐々木さんが竹中大臣にききました。「金融環境が悪化したとき、骨格経営試算における郵便貯金銀行の2016年度の利益試算はどうなるか」。竹中大臣は、600億円の赤字になると初めて認めました。とても全国ネットワークを維持するためにと提案されている地域貢献基金からの投入額120億円では全然たりません。さらに「郵政公社が続いた場合、郵便貯金はの2016年度の収益はどうなるか」との佐々木議員の質問に「1383億円の黒字になる」と答えました。民営化の理由はない。明々白々ではありませんか。
アメリカの要求にしたがって、郵便貯金を解体。そのためには安心できる金融も、郵便局の全国ネットワークが破壊されようがおかまいなし。まさに「売国奴」ですね。だから、ごまかす為に「愛国心」を声高に叫んでいるのでしょう。「国を愛せよ」という資格などまったくないのに・…・
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