イラク人質事件と歴史認識
イラクで、日本人が武装勢力に拘束される事件が、また起きました。戦争の「民営化」の結果です。拘束されてるなら一日も早い解放を願います。
今回の事態では小泉さんは「人の迷惑を考えないのかね」という言葉も、「自己責任論」もバッシングも出てきていません。結局、「自己責任論」とは、政府に行動に反対する者への非難でしかなかったことが明らかになりました。しかも、今後の政府の対応をしばることになるでしょう。
イラクの自衛隊は何をしているのか。今年度の予算とあわせ648億円の出費です。2月から給水もNGOがやることになり(当初からNGOに援助すれば、全イラクに必要量の2倍の給水ができることが指摘されていた)、噴水の修理とか、ほとんどなにもしていません。アメリカへのご機嫌とりだけが目的です。即刻、撤退すべきです。
その米軍は、シリア国境近くのカイムで、「第二のファルージャ」と称される、都市を包囲し、ライフラインを切断し、無差別虐殺を行っています。許せない。それを支持する日本政府も・・・
過去の侵略を真摯に反省できないから、現在の侵略にも基準もなく無批判に追随しているのが日本の政府。すべてはリンクされているとおもう。
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