松尾市政の負の遺産の総括
先週は東京から帰って、一日置いて、旧本川村で県議団の合宿。各自が課題別にレポートをして討論。かなり密度の濃いものとなりました。
さて、高知市の観光課の不祥事事件。2日は、調査特別委員会に岡崎市長が出席します。今回の事件の調査は、松尾前市長の掛け声のもと、観光課がイベント屋になり、人員も増やさないままに、毎月、毎週と追いまくられ、課での集団的な検討もできないような観光行政のあり方、トップダウンで現場の討議を無視する行政手法、言うことを聞く気に入った職員を優遇してきた人事のあり方、それらが心ある職員のやる気を阻害し、市役所全体に、ひらめ型の無責任体制をつちかってきたことを、全面的に総括できるかどうかが、市役所再生のカギとなっていると考えています。 それらの問題を明らかにし、正しい方向に切り替えない限り、いくら制度をいじっても、本来なら不要な事務の煩雑さが増すだけで、ゆがみの根は断ち切られないでしょう。
3月議会では、前市政の財政運営の「反省」を口にし、よさこい関係など松尾市政下で膨れ上がったイベント関係の整理に踏み出した岡崎市政ですが、今後、自己保身に走るのか、真の改革の方向へ踏み出すのか・・・ いずれにしても松尾市政の「負の遺産」「ゆがみの根」を断つ徹底した解明が求められており、全力をつくしたいです。
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