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松尾市政の負の遺産の総括

先週は東京から帰って、一日置いて、旧本川村で県議団の合宿。各自が課題別にレポートをして討論。かなり密度の濃いものとなりました。
 さて、高知市の観光課の不祥事事件。2日は、調査特別委員会に岡崎市長が出席します。今回の事件の調査は、松尾前市長の掛け声のもと、観光課がイベント屋になり、人員も増やさないままに、毎月、毎週と追いまくられ、課での集団的な検討もできないような観光行政のあり方、トップダウンで現場の討議を無視する行政手法、言うことを聞く気に入った職員を優遇してきた人事のあり方、それらが心ある職員のやる気を阻害し、市役所全体に、ひらめ型の無責任体制をつちかってきたことを、全面的に総括できるかどうかが、市役所再生のカギとなっていると考えています。 それらの問題を明らかにし、正しい方向に切り替えない限り、いくら制度をいじっても、本来なら不要な事務の煩雑さが増すだけで、ゆがみの根は断ち切られないでしょう。
 3月議会では、前市政の財政運営の「反省」を口にし、よさこい関係など松尾市政下で膨れ上がったイベント関係の整理に踏み出した岡崎市政ですが、今後、自己保身に走るのか、真の改革の方向へ踏み出すのか・・・ いずれにしても松尾市政の「負の遺産」「ゆがみの根」を断つ徹底した解明が求められており、全力をつくしたいです。
 

遊就館を知っていますか

 中国の副首相がドタキャンしたことが、いろいろ報道されています。背景は「靖国問題」だとも・・・
以前も書きましたが、靖国問題とはなにか、正確に知る必要があると思います。戦争の犠牲者を純粋に奉っているところではありません。
 靖国神社に「遊就館」という資料館があります。そこは先の戦争を「我が国の自存自衛のため、更に世界史的に視れば、皮膚の色とは関係のない自由で平等な世界を達成するため、避け得なかった多くの戦いがありました。」と述べています。
 戦時中流布された「自存自衛の戦争」「アジア解放の戦争」という、言い分そのままに、現在も「正しい戦争だった」と主張しつづけているところが、靖国です。純粋に犠牲者を弔うところではない。この内容や戦車、戦闘機が飾られている「戦争肯定施設」であることを知らないと、正しい判断はできない。
 なぜ、この本質をマスコミが、参拝している政治家が語らないのか! ミスリードもはなはだしい、と思うのだが。
 そして、「騙されない責任」は私たちにもあると思う。
 

東京出張

 久しぶりの書き込みです。10日ほど東京に行ってきました。「憲法は認めない」と発言し、福祉予算を1割もカットし、破綻している臨海開発に3兆円も財政を投入しようとしている知事の暴走をあおり、容認している与党勢力・・異常な都議会の力関係を変えるたたかいの支援です。
 知事のパフォーマンスは報道しても、マスコミが都政のことをほとんど報道してないのが意外でした。でてくるのは区政単位のことが多く、これは他県では、地元紙が1~3面で県政について報道し、政治が県政を軸に動いているのと大きな違いです。ただでさえ「中二階」といって遠い都道府県政が、とても遠いのが東京と、感じました。
 また、知事や与党会派が「東京が沈むと日本が沈む」と、公共工事に巨費を投じ、その額を増やしつづけている姿に、地方に身をおくものとして、「何を言っているのだ」という怒りをかんじました。食糧、エネルギー、二酸化炭素の削減など環境・・・ 東京は他に依存して存在しているわけで、こういう情緒的スローガンで、住民をあおり、地方切り捨ての考えを暴走させているのだということも、よくわかりました。
 短い期間でしたが、新しい友人も出来ましたし、いろいと吸収することも多かった有意義な出張となりました。
 

イラク人質事件と歴史認識

イラクで、日本人が武装勢力に拘束される事件が、また起きました。戦争の「民営化」の結果です。拘束されてるなら一日も早い解放を願います。
 今回の事態では小泉さんは「人の迷惑を考えないのかね」という言葉も、「自己責任論」もバッシングも出てきていません。結局、「自己責任論」とは、政府に行動に反対する者への非難でしかなかったことが明らかになりました。しかも、今後の政府の対応をしばることになるでしょう。
 イラクの自衛隊は何をしているのか。今年度の予算とあわせ648億円の出費です。2月から給水もNGOがやることになり(当初からNGOに援助すれば、全イラクに必要量の2倍の給水ができることが指摘されていた)、噴水の修理とか、ほとんどなにもしていません。アメリカへのご機嫌とりだけが目的です。即刻、撤退すべきです。
 その米軍は、シリア国境近くのカイムで、「第二のファルージャ」と称される、都市を包囲し、ライフラインを切断し、無差別虐殺を行っています。許せない。それを支持する日本政府も・・・
 過去の侵略を真摯に反省できないから、現在の侵略にも基準もなく無批判に追随しているのが日本の政府。すべてはリンクされているとおもう。
 
 
 

クリーム再結成

 名グループの再結成は、興ざめさせられることが多々あり、イメージが崩れるのでできるだけ聞かないようにしているのですが。クリームの4日だけの再結成のパフォーマンスは、興味をひきます。
 もともとアドリブで聞かせるバンド。ドラムのベイカーもベースのブルース(この人のファンだった)もジャズ出身。クラプトンは、クリーム時代のギラギラしたプレイより、その後の流れるような美しいフレーズに円熟を感じる。アドリブが魅力だっただけに、当時の「緊張感」の魅力から「余裕・深み」の魅力に変わっているのではと・・・ 期待してしまいます。
 今も、CDにあわせ、時折ブルースを弾いてストレス発散しているのですが、深みのある、美しいブルースを弾くギタリストやバンドが少なくなったと思うのは、年をとった証拠でしょうか。 

それでも県民の代表か! 国会議員の姿

4月25日の県の庁議の概要が公開された(議論の過程までオープンされているのは、特筆すべきこと) 。その中で、21日に県選出国会議員との意見交換の内容がある。その内容はあきれるばかりである。以下、紹介します。「高知県が困っているのであれば、普通のやり方では無理であり、核燃料廃棄物の処理施設、沖縄米軍基
地の誘致、自衛隊のヘリコプター基地、刑務所といった、住民や県民から迷惑施設といわれるものでも持ってきて、地域を活性化しなければいけないという意見があった。」というもの。
 地域の資源に光をあて、一次産業、ものづくりで努力している県民の努力を後目に、核のゴミ捨て場や人殺し・殴り込み部隊の拠点に高知県をしようと考えている国会議員がいるという現実。庁議の中でも「地方の立場より、国よりと感じた」との意見がでている。
 地方切り捨ての別の目的が見えてくる。そういえば、雇用の不安定化は、徴兵制に頼らずに、「軍人」を確保するための構造的な手段との指摘がある。
 財政的に追いつめ、毒を食らわす-- こんなことを許してはならない。

不祥事で市政に問われているもの

 9,10日、大阪の労組、市民団体の方々が「県政ウオッチング」と称し、高知県政の調査・視察に来ていました。
その感想を聞く機会があったのですが、共通しているのは「お金がなくてもできることはたくさんあることがわかった」「住民の要求に応えようとする職員の姿勢が、大阪とは大きく違う」「子どもを中心に・・・(教育行政)という言葉は大阪では考えられない」というものでした。普段近くて接していると見えなくなる改革の成果を再確認することができました。
 職員の姿勢・・・トップの行動や政策によって徐々に築かれていくものだと思う。その観点で高知市を見ると、この間の問題の背景がよく見える。前市政の9年、内部の議論を軽視するトップダウンの手法と、「特定市民」など一部の声におもねる運営、大型事業の拡大など「行け行けどんどん」の感覚での税金の使い方なとが、ヒラメ型職員を増やし、市役所全体の姿勢をゆがめ、昨今の不祥事を生む土壌をつくってきたと言える。
 今回の不祥事の問題で、岡崎市政に問われているのは、最大のテーマは、そういう前市政のスタイルと決別できるかどうか。それなくして、いくら「危機感を持って」と言っても、職員の姿勢、市役所全体の意識は変わらないと思う。注視していきたい。

民主主義の発露 物部村議選

 合併反対の住民の意思を無視した首長と議会の多数派にたいし、異議ありとがんばってきた森本たまき議員と、「こんな理不尽はゆるせない」と急きょ立候補した山崎あき子さんを、様々な圧力を排して、住民が一位、二位で当選させました。私は、民主主義が問われている「小さな村の大きなたたかい」と呼んでましたが、物部の村民は、 民主主義を大切にし、既存の団体、勢力に屈せず、良識をしめしました。明日につながる選択・… 2人の決意、村民の判断に、未来を見る思いがします。次は国政の番です。
 
 
 

こだわりのイチゴ

 昨日、親戚の新築祝いがありました。ここの主の福治さんというのが、なかなかの人物で、「こだわり」の人。98高知豪雨にともなう河川改修でも、地元の声を反映させるため行政相手にいろいろ協力してとりくみましたが、計画や法律などを徹底して調べるパワーに舌を巻きます。もともと建具屋さんの腕もなかなかですが、何年か前から、イチゴ作りに挑戦。「本物の味」をと独自に勉強をして、有機肥料で、人工的な電照も加湿も行わず、ここ半年で消毒したのが3回だけという作り方で、本当においしいイチゴをつくっています。うちも時々おすそ分けしてもらってますが、みんな大ファンです。
 その娘さんがはりまや橋で、「フルーツいろは」という店を開いています。昨日は、「高知の味をもっと全国に広げたい」「各地にいる名人を指導員にしては・・・」など話が弾みました。
 イチゴマニアの方は一度のぞいて見てください。 
 HPは、 http://www.fruit168.com/

JR事故 本質に迫る報道を

 大惨事を知りながらのボーリング大会、勤務を優先させ現場から離れた運転手・・・ マスコミは、一方的に「人間失格」とか「許せない」とバッシングする。確かに常識はずれの行動であるが、なぜ、そんな行動が起こったか掘り下げないと、「かせぐ」が第一で「安全軽視」してきた企業を免罪するに等しいと思う。
 組合の聞き取りでは、ボーリング大会に参加した人は、「とても上司に言える雰囲気ではなかった」と言う。自由にモノが言えない職場、人間性を奪う労務管理が、常識では考えられない行動の背景にあるように思う。再教育というなの見せしめ・懲罰。国鉄民営化の際も同意しない労働者を「人活センター」に押し込めて、まともな仕事をさせず、草むしりなどをさせ人としての誇りを奪い退職に追い込んでいった。そのとき、マスコミがJRの民営化をあおり(安全軽視や地方線の切り捨ては、その時点で指摘されていた)、「人活センター」などのひどい仕打ちを黙殺してきたことも忘れてはならない。
 さらに言えば、学校教育では、労基法の内容も、それが守られない時の救済、是正の仕方や意義も教えられていない…  問題は、底をつくまで掘り下げないといけないと思う。 
 
 

韓国歴史法の勇気

 以前、韓国で歴史を直視する動きに触れたことがありますが、3日の韓国国会で「真実究明と和解のための歴史整理基本法」が可決されました。日本の侵略戦争の犠牲者だけでなく、戦後の独裁政権下でのスパイ事件でっちあげの犠牲者、左翼運動の弾圧された人たち、朝鮮戦争下の住民虐殺事件などが対象。同法は「韓国は恥ずかしい歴史を数限りなく繰り返してきた。反民族的、反民主的、反人権的な公権力の行使によってわい曲され、隠蔽された歴史を明らかにし、これを土台に国民の和解と統合を成し遂げる」と。勇気ある決断・… こういう流れがアジアで広がることを期待する。
 日本では、戦争を美化する勢力が幅をきかせ、例えば従軍慰安婦も、公式文書があるのを隠蔽し、「民間がやったこと」とつい先ごろまで言い、公式の補償もせず、また、戦前の暗黒政治の弾圧の犠牲者には、謝罪も賠償もしてない。公式な名誉回復もしてない。
 どちらが、歴史に耐えうる行動か、どちらが諸国民の信頼をかちとる行動か… 私は、日本が好きだからこそ、まっとうな姿になってほしいと、行動に参加している。

雨のメーデー

 どしゃ降りのメーデーは、あまり記憶にありません。多分記憶に残るメーデーになるでしょう。改憲勢力との歴史的なたたかいを刻んだメーデーとしても…
 この日は、一日お酒を飲みながらの交流が続きましたが、未組織の労働者の苦難解決のために奮闘する一般労組の方々から、貴重な話を聞かせてもらい、充実した日となりました。「最も弱い立場の人にためにがんばる労働組合が、他から見て魅力ある」「1人1人がしっかり憲法にもとづき権利を主張することが、民主国家をつくっていく」… いろいろ注文も言われましたが、根っこの部分で、日頃思っていることの共通点を確認でき、楽しい一時でした。
 対話は自分の狭さを克服してくれる場。一致点を共有し、違いを豊かさへの可能性として大事にし… 私はそう思っています。
 

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