ベトナム解放から30年目
今日は、ベトナム戦争終結から30年。自由の名のもと、ドミノ理論のもとアメリカが自衛の戦争として行った侵略戦争。ベトナム戦争は、沖縄なくして実行できなかったと言われている。出撃、補給、修理など後方基地として展開した。そして経済面では、朝鮮戦争特需に続く、ベトナム特需が、敗戦後の経済破綻から立ち直る決定的役割りを果たしたことはあまり意識されていない。
間接的に侵略と殺戮に加担したのは客観的事実である。このベトナム戦争で、「ベトナムを石器時代にもどす」と豪語し北爆の道をひらいたのがカーチス・ルメイである。先の大戦で、空爆を軍事目標から民間人に変え、そのために油性焼夷弾を開発し、東京、大阪、神戸、高知の爆撃を指揮した。効果をあげるため、それまでの高高度の空爆から低空に変え、爆撃手に「肉の焼ける臭いが届いた」という虐殺を指揮した人物である。その人物に日本は
勲章をあげている。「航空自衛隊の設立に寄与した」との理由で…。
勲章をあげた、そんな流れの勢力が「愛国心」を声高に叫んでいることは記憶しておく必要がある。彼らには庶民や人民の命が眼中に無いことで共通点があると感じる。
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ベトナム戦争30年、平和になってよかったね。
だが、枯葉作戦での後遺症や、他の兵器による後遺症は、後たたずでしょう。
アメリカは、今後も保障していかなくてはいけないでしょう。
アメリカ帝国主義の海外への戦争は断固反対しなくてはいけないでしょう。
Posted by: さつまいも | May 02, 2005 11:09 AM